S.N.G LAB. Blog

日別アーカイブ: 2026年9月10日

GUIDE 005 / 溝だけ見てませんか?

タイヤを見るなら、ここも。

タイヤ交換の目安として、
まず思い浮かぶのは「溝」だと思います。

もちろん、間違いではありません。

でも、タイヤを見るときに確認したいのは、
溝の深さだけではありません。

今日はS.N.Gにあった交換済みのタイヤを見ながら、
少しだけ確認してみます。

一見すると、
まだ溝は残っています。

でも、近くで見ると。

トレッド面や側面には、
細かなひび割れが見えます。

タイヤはゴム製品です。

走行距離だけでなく、
時間や使用環境によっても状態は変わっていきます。

「溝があるから、まだ大丈夫」

とは、必ずしも言い切れません。

そして、タイヤを見るときに確認しておきたいのが製造時期。

タイヤの側面には、
製造時期を確認できる表示があります。

このタイヤにある「4225」という数字なら、
2025年の42週に製造されたもの。

溝やひび割れと一緒に、
こうした表示もタイヤを見るための情報のひとつです。

こちらは、比較的きれいに溝が残っているタイヤ。

でも、タイヤは必ずしも均等に減るとは限りません。

内側と外側。

左右。

空気圧や車高、アライメント、走り方などによって、
摩耗の仕方は変わります。

外から見えるところだけを見て、

「まだ溝がある」

と思っていても、
見えにくい内側では減り方が違っていることもあります。

では、自分の車はどう見るのか。

前輪なら、ハンドルを切れば
トレッド面は比較的簡単に確認できます。

問題は後輪。

車の下を覗き込んでも、
意外と見えません。

そんなときは、
手で触ってみる。

そしてスマートフォンをタイヤの後ろ側へ入れて、
内側から一枚撮ってみる。

これだけでも、
普段は見えにくいトレッド面の状態を確認しやすくなります。

この車は約5万km走行。

車高は下がっていますが、
アライメントを調整していることもあり、
大きく偏った減り方はしていません。

参考までに。

こちらは新車から約1,000km走行したタイヤ。

新品に近い状態と見比べてみると、
摩耗したタイヤとの違いも分かりやすいと思います。

タイヤは、車と道路が接している部分です。

だからこそ、

溝だけ。

走行距離だけ。

年数だけ。

どれかひとつで決めるのではなく、
タイヤ全体を見て判断する。

分からなければ、
見せてもらえれば大丈夫です。

S.N.Gではタイヤ交換はもちろん、
空気圧やタイヤの状態確認、交換時期のご相談も承っています。

たまには、タイヤを覗いてみてください。