S.N.G LAB. Blog

日別アーカイブ: 2026年9月8日

FEATURE 005 / AIに、どう伝える。

「いい感じ」と、「欲しかったもの」は少し違う。

AIに画像を作ってもらうとき、
必要になるのが「プロンプト」です。

簡単に言えば、
AIに「こうしてほしい」と伝えるための言葉。

短い言葉でも、画像は作れます。

でも、頭の中にあるイメージまで伝えようとすると、
意外と難しい。

今回は、一枚の写真から。

夜の街で撮った、一台の車。

この写真を使って、
イラストを作ってみます。

構図はできるだけ残す。

車も変えない。

そのうえで、
色や形を大きく整理したイラストにしたい。

そんなイメージを、
プロンプトにしてAIへ伝えます。

そして、最初に出来上がったのがこちら。

悪くない。

むしろ、かなりいい。

写真にあった車や街、
水面の光も残っています。

でも。

少し違う。

AIが間違えたわけではありません。

こちらが書いたプロンプトに対して、
ひとつの答えを出してくれています。

足りなかったのは、
こちらの伝え方でした。

もっと平面的にしたい。

奥行きはいらない。

立体感も減らしたい。

光や影で形を作るのではなく、
もっと色と形で見せたい。

そこで、プロンプトを書き直します。

「もっとフラットに」

それだけでは、まだ足りない。

奥行きを減らす。
現実的な光を使わない。
陰影で立体を作らない。
物を幾何学的な形に置き換える。
背景も車も、一枚の平面として構成する。

実際のプロンプトには、

extremely flat
minimal depth
little to no perspective
no realistic lighting
color fields instead of rendered form

そんな言葉まで加えていきました。

注文が多い(笑)

でも、そうやってプロンプトを少しずつ詰めて、
出来上がったのがこちら。

元になった写真は同じです。

同じ車で、
同じ場所。

でも、最初のイラストとは
ずいぶん違います。

どちらが優れている、
という話ではありません。

最初のイラストにも良さがあります。

ただ今回、
欲しかったのはこちらでした。

ここまでやって、
少し面白いことに気づきました。

プロンプトを書いていると、
AIに細かく指示しているようで、

実際には、

自分が何を作りたいのかを、言葉にしている。

「なんとなく、こんな感じ」

頭の中では分かっているつもりでも、
それを言葉にするのは意外と難しい。

何を残したいのか。

何を消したいのか。

どんな色がいいのか。

どこまで現実に寄せるのか。

プロンプトをひとつずつ足していくと、
自分が見たかったものも少しずつ見えてきます。

これ。

写真を撮るときにも、
少し似ています。

何を入れるか。

何を入れないか。

どこから見るか。

どこまで見せるか。

カメラがどれだけ進化しても、
そこは撮る人が決めています。

AIも、たぶん同じです。

できることは、
これからもっと増えていくと思います。

でも、

何を作りたいのかまで、決めてくれるわけではありません。

プロンプトは、
AIへの指示であると同時に、

自分の頭の中にあるものを
整理する言葉なのかもしれません。

GUIDE 004 / そのパーツ、買う前に。

ネットで買ったパーツ、持込みできますか?

「ネットでパーツを見つけたんですけど、
持込みでも取り付けてもらえますか?」

よくあるご相談です。

結論から言えば、
S.N.Gでも持込みパーツの取付けはご相談いただけます。

ただ。

できれば、
買う前に一度相談してください。

ネットを見れば、パーツはいくらでも見つかります。

同じ車種用でも、価格はさまざま。

写真を見る限りでは同じように見えるものでも、
実際に届いてみると違うことがあります。

サイズ。

形状。

取付位置。

付属品。

そして、フィッティング。

「車種専用」「適合」と書かれていても、
必ずしもそのまま取り付けられるとは限りません。

少し調整すれば付くものもあれば、
加工が必要になるものもあります。

もちろん、

安いパーツ=悪いパーツ

という話でもありません。

価格を抑えていても、問題なく取り付けられるものはあります。

ただ、パーツをネットで安く買えたとしても、
取付けまで含めると、必ずしも一番安くなるとは限りません。

持込みの場合は、商品の確認や適合、フィッティングなども含め、
当店でご用意する場合とは取付工賃が異なります。

加工や調整が必要になれば、
その分の作業も増えていきます。

パーツ単体の値段だけでは、
最終的にいくらかかるかは分かりません。

だから、

「これ付けたいんですけど」

で大丈夫です。

商品ページを見せてもらえれば、
購入前に一緒に確認することもできます。

せっかく買ったのに付かなかった。

思っていたより加工が必要だった。

結果的に高くなってしまった。

そうなる前に。

そのパーツ、買う前に一度見せてください。