
昼間のほうが、車はよく見えます。
色も分かる。
細かいところも見える。
それなのに、
車を撮りたくなるのは、夜だったりします。

暗くなると、見えなくなるものが増えます。
その代わり、
昼間は気にもしなかった線が見えてくる。


ボディに映る街の光。
ヘッドライト。
ホイール。
必要なものだけが残っていく感じがします。

場所が変われば、夜も変わる。
街が明るければ、
その光も、車の一部になる。

一方で、
車の輪郭さえ、ほとんど見えない場所もあります。

同じ夜でも、
停める場所と光が変われば、見え方はずいぶん変わります。

車をきれいに見せたいなら、
もっと明るい場所で撮った方がいいのかもしれません。
でも、全部が見えなくてもいい。
見えないから、気になることもある。

昼間には昼間の顔がある。
そして、
夜には夜の顔がある。
たぶん、夜のほうがよく見えるものもあります。
